バッカラマンテカート 東池袋Pasta e Vino Kei
2018.11.07.
こんばんは!(^^)!
東池袋Pasta e Vino Keiのオーナーシェフ
岩井です。
ノルウェー産のバッカラ(塩漬け干し鱈)を仕入れました(^_-)-☆
バッカラは主に大西洋産のタラ(メルルーサ)を北欧で干物にしたもので
金曜は肉を食べない、というキリスト教のおきてのために、
肉の代わりとして食べていたそうです。
バッカラbaccalàはかなり個性的な食材で
イタリア産ではないのに、イタリアにすっかり溶け込んで、
もはや外来の食材とは気がつかないくらいです。
魚なのに山の上の地元料理になっていたり、
干物なのに、新鮮な魚が獲れる海辺の名物料理になっていたりと、
とにかく国中に根を張っています。
写真は、ノルウェーのバッカラ工場です。
コチラの写真は
今日、塩抜きする寸前の1kgのバッカラです。
このバッカラを使って
ヴェネチアの郷土料理バッカラマンテカートを
作ろうと思います。
作り方は、シンプルで
バッカラを3日間塩抜きしながら水で戻し、茹でて身をほぐして、
骨や皮を除いてもう一度茹で汁に戻して火にかけ、
木べらで混ぜながら水分を飛ばしオリーブオイルを少しづつ加えながらマンテカーレ
(よく混ぜてクリーミーに乳化した状態にすること)して作ります。
牛乳や生クリーム、じゃがいもなどを加えて作るレシピもありますが、
古典的なレシピではオリーブオイルだけで練っていきます。
実は、数日前にもチャレンジしたんですが
塩抜きに失敗してしまいまして・・・(笑)💦
かなりの塩分で仕上がりました。
なんとか食べられる塩分にしようと思って
じゃが芋、
玉葱、
マッシュルームを次々に
加えていき、何とか許容範囲に持って行く事が出来ました。
で、この二日間、おススメパスタとして
登場させました。
このペーストをブイヨンでのばして緩めにして
茹であがったスパゲッティに絡め
上からカリカリに炒ったパン粉をたっぷりとかけて提供しました。
お客様にも大変好評でとても嬉しかったです(#^.^#)
写真は今日のおススメパスタのソース
バッカラと野菜のペーストをブイヨンでのばした状態です。
ランチ中に何とか撮影しました。
残念ながら
出来上がりの写真は
撮り忘れました。
すいません<m(__)m>
とにかく、
塩抜きの失敗から
塩抜きの重要性を学びましたので
次こそはジャストミートした塩分で美味しく
作ります。
期待してて下さい(^_-)-☆
只、
イメージ通りに美味しく出来上がったら
今回みたいなパスタにすることはないと思います。
パスタとして食べたい方がいらっしゃったら声かけて下さい。
複数名いらっしゃればおすすめパスタとして
メニューにのせます。
それでは、今日はこのへんで失礼致します。
おまけ:
昨日の深夜に仲間と食べてしまった
雲吞麺。
旨過ぎたけど次の日後悔💦
Kei